川澄舞は今日も魔物を討つため夜の校舎へやって来た。
『魔物はどこ...』
その時、魔物の気配を感じた!
『逃がさない!』
舞は廊下の曲がりかどに向かっていく魔物を追う!
曲がりかどをまがったところで魔物の動きが止まる!

『もらった!!』
舞はかどをまがりきったところで渾身の力を込めて剣を突く!
ぐさぁ!!

確かな手応えを感じる。『やった?』
だが、舞が刺したのは魔物ではなかった。
「きゃあああっ!佐藤先生!!」
女が悲鳴を上げる。
「ぐふっ、な、何故...?」
刺された男が腹から血を流しながら倒れた。

『そんな...刺される直前に消えた?』
呆然と立ち尽くす舞。

次の日の朝、祐一がいつものように名雪を起こしてから朝食を取って
いる。
なんとなくつけたTVのニュースを食事をしながら見ていると昨日
起きた事件のコーナーに替わった。

「昨晩、市内の高校で3年生の女子生徒が残業で遅くまで学校に
残っていた教師を洋剣で刺殺する事件が発生しました」

『怖いですね』顔色もかえずに秋子さんが言う。
『うわぁ、怖いなぁ...』名雪も事件について感想を言う。

「警察の調べに対し、この女子生徒は『魔物を討つ者だから』
などと意味不明の言動を繰り返しており、近く精神鑑定を...」

『物騒な世の中だな,,,。こんなキチガイを野放しにされちゃ
たまらねぇぜ。すぐにでも少年法を改正するべきだ!』
祐一はそう吐き捨てた......。


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